2011年04月17日

【ちょと、ブレイク。】 美味しい中国茶(台湾茶)の入れ方

  
クリエイティブな取り組みをしているみなさんにとって、
いいアイディアを産み出すリラックスタイムは、
非常に大切ですね。

そして、その寛ぎの時間を、
豊かに演出してくれるものとして欠かせないのが、

コーヒー、紅茶、お茶などのカフェ系の飲み物ではないでしょうか…?

今回は、そのなかから、中国茶の、
日常でも手軽に、しかも最高の味わいを楽しめる入れ方をご紹介いたしましょう。

中国茶として、まず、みなさんが思い浮かべるのは、
やはりその代表格の烏龍茶だと思いますが、

ほんとは、烏龍茶って云ったら、
かなり高級なお茶なんです。

その昔は、中国の「科挙」という高級官吏採用試験を受ける
エリートコースまっしぐらのインテリや、

漢詩を嗜む文人、文化人たちに愛された飲み物でした。

つまり、それは、とってもカフェインが強いから、
目が冴えて、物書きや、勉強するのに向いている為です。

今日、使用したのは、中国茶のなかでも、
もっとも品質のいい茶葉のとれる産地、台湾のものです。

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台湾を代表する茶葉には、
烏龍茶の最高級銘柄である
「凍頂烏龍茶」
「高山烏龍茶」
などがあります。

どちらも、一度、味わうと、
止めれなくなるような奥深い魅力があります。

しかし、日本で買うと、これがなかなかお高い……

写真の大き目の茶筒のものだと、
一つで2万〜3万円くらいもしてしまいます。

けど、高いからといって、
必ずしも美味しいお茶とはいえないのが、
中国茶購入の難しいところ。

本場、台湾の人たちは、
お茶の葉を買う時は、
ちゃんとその葉を味わってから、
非常に吟味して購入しています。




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中国茶を入れるのに使用する茶器ですが、
もし、そろえられれば、専用のものがやはりベストです。
けれども、どこの家庭にもあるような普通の急須でも、
代用は可能です。

もしこれから茶器をそろえようと思われてる場合は、
始めからなんでもかんでも買う必要はありません。

中国茶用の茶壷(ちゃふう)と云われるちっこい急須、
これだけあれば充分です。

逆に、聞香杯や、茶盤など、
こだわり過ぎていろいろ買いそろえてしまうと、
おっくうになって、その内使わなくなっちゃうでしょうから、

とことん風流にこだわりたい方以外は、

日常用の、味と香りを重視ということで、
今回ご紹介する入れ方で充分だと思います。

ついでに、中国茶の茶器と云えば、
こういうのもよく見かけますね。

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よくホタル茶碗と呼ばれる、
光の透けるつぶつぶ模様のある器。

もちろん、これでも烏龍茶は入れることはできますが、
サイズが大きいので、

味にこだわって入れたい場合は、
やはり、ちっこい茶壷(ちゃふう)がベストですね。

逆に、ジャスミン茶のような大衆茶や、
ギュッと蒸らす必要のないお茶を入れる場合は、
ホタル茶碗が適しています。




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さて、まずはしっかりとお湯を沸かしてください。
烏龍茶は、とにかく沸騰したての熱湯で入れることが重要です。

この時、熱湯というのを更に詳しく説明しとくと、
湯気が出始めたくらいでは、まだまだダメです。

500円玉くらいの水泡が絶え間なく沸々とヤカンの中で、
沸いて出てくるくらいまで待ってください。

だいたい沸騰したなと思ってから、
じっくり20秒は火にかけておくのがよいです。

とにかく、お湯の温度が命なんです。




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事前の準備として、基本中の基本、
すべての使用する茶器を熱湯でよく温めておきます。
今回使う、茶壷(ちゃふう)と、茶海(ピッチャーのこと)と、
ガラス製のお湯飲み(茶杯)です。




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ちなみに烏龍茶の茶葉は、こんな感じです。
烏のように黒い色をしていて、
龍のように曲がりくねっているから、
烏龍茶なのです。




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事前にしっかり温めた茶壷(ちゃふう)に茶さじで茶葉を入れます。
入れる分量は、それぞれの茶葉の個性にもよりますが、

だいたい底が見えなくなる程と思っていただければ、
間違いはないと思います。
ちっこい急須の割には、けっこう多めに茶葉を入れる感覚です。




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そして、先ほどご説明した、
沸騰したてのお湯を、やや高めの位置から、
勢いよく注ぎ込みます。




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まだまだ入れます。




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お湯は、溢れるくらいにいっぱいに入れてください。
むしろ、溢れ出てしまっても、全然OKです。
こぼれてもいいように写真のように急須の下に布巾などを敷くのもいいと思います。

湯気とともに、烏龍茶の豊かないい香りが部屋中に立ち込めます。




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そして、しっかり蒸らします。
茶船(お茶用のボール)や、茶盤をお持ちの方は、
この時に、更に急須の上から熱湯を注いで温めます。

蒸らす時間は、これは茶葉によって大きく異なるので、
何度か試してみる必要があります。
お湯を注いで直ぐ入れた方がいい場合から、
しっかり時間をかけて蒸らした方がいい茶葉まで、
その個性は様々です。




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おっと! ビックリ!
こうやって、急須をひっくり返して、
茶海(ピッチャー)の上にのっけます。

茶海を使用するのは、
濃さを均等にする為ですが、
そのまま急須からお湯飲みに注いでも構いません。




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茶海(ピッチャー)から、
まるでショットグラスやお猪口のような小さいお湯飲み(茶杯)に、
人数分のお茶を注いでいきます。

よく、かつては、一杯目は捨てるとか解説してるものもありましたが、
台湾産のものに限っていえば、
衛生面の管理もしっかりしてるので、
一杯目を捨てる必要はまったくありません。

むしろ、一杯目の力強い味わいは、
通(つう)には、最も好まれています。
捨てるのはもったいない、ぜひ味わってください。

茶葉にもよりますが、
熱湯を継ぎ足して、
3杯からそれ以上は、同じ茶葉でその変化を楽しみながら
味わうことができるのが、烏龍茶の特徴です。




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ほんものの高山烏龍茶は、
こんな澄んだ黄金色をしてるんです。

ペットボトルのものとは、まったく別物ですよ。

うっとりする香しさ、やさしくマイルドな味わい、
ほのかな苦味とともに甘みすら感じられます。
そして、喉にほわ〜っと広がる清涼感。

一度、知ってしまうと癖になってしまう美味しさです。

至福のリラックスタイムのお供に、
本場の中国茶(台湾茶)も、
ぜひ、お試しください。
   


   
   
   
posted by ジャンク派 at 18:53 | Comment(0) | 【ちょと、ブレイク。】
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